オディナ・ストランド
21歳(+400歳)
カイの娘。
Weight: 0
150㎝ぐらい
特徴:寂しがり。動物が好き。ファザコン。
生い立ち。
生前は、ドラゴンボーンでした。
彼女の炎のシャウトはドラゴンの鱗を溶かし、そのシャウトを防ぐ手立ては無いと恐れられていました。
シャウトで強化された筋力を活かした剣の腕前は並ぶ者無く、いずれは帝国の高位の役職、もしやすると皇帝になるのではと、まことしやかに囁かれていました。
出身地は、Bruma
幼い頃は、父母から魔法を教わっていました。雷の魔術を得意としています。
父は表向きは錬金術師、裏では死霊術の研究をし、母は高名な破壊魔法の使い手でした。
彼女と父はとても仲が良く、 何をするにしても父の後ろをちょろちょろ動き回る彼女を、近隣の者達は微笑ましく見ていました。
そして、彼女は好奇心旺盛で、大好きな父の素材探しの旅に毎回、同行していました。
ある日、夜中に目が覚めた彼女は家の地下から何か物音がするのを聞きます。
地下に行くと、死霊術の研究をする父の姿を目の当たりにします。
彼女の気配に気づいた父は、困ったような怒ったような表情をします。
そして、彼女に言いつけます。
1つ、この事は誰にもしゃべってはならない。例え、母であっても。
2つ、彼女にも研究の手伝いをしてもらいたい。
彼女は、恐ろしさで泣き出しそうになりましたが、父の優しい口調に恐ろしさは無くなり、2つの約束を快諾します。
父は死霊術の研究に彼女の力が得られた事を内心、非常に喜びます。
この時、彼女は13歳。剣術は並の衛兵では太刀打ちできない腕であり、何か特殊な能力の萌芽に気づいていたからです。
死霊術の研究は、常軌を逸したものでした。生物の腑分け(それには、当然、人が含まれています) あらゆる生物植物の調合、毒見等。
常人、ましてや幼い子供にはとても精神が耐えられないような事を、父への妄信から彼女は平然とこなしていきます。
20歳の時、帝国からの召喚を受けた彼女は、父と共にImperial Cityへ旅立ちます。
旅立ち前、Brumaに残る母から特大剣を渡されます。ドラゴンボーンの能力に開眼していた彼女は、この剣を軽々操ります。
彼女の体は、死霊術の研究での度重なる無茶がたたり、病魔に冒されていました。旅立ち前から自身の体がおかしいことに気づいていましたが、両親に心配をかけまいと隠し通します。
旅立ちから2日後、彼女は意識を失います。
父は懸命に治療を施しますが、半日と経たず彼女は息絶えます。
父は死霊術で彼女を形だけでも蘇らせるか、と考えましたが、それでは何の意味も無いとすぐさまその考えを改めます。
彼女を完全な形で蘇らせる。病魔に蝕まれた体は使い物になりません。
父は数年かけて、ある洞窟に実験場を作ります。
ブルマにいる母の放った捜索隊は、ことごとく 父の実験の対象となりました。
10年経つ頃、父はある結論に達します。
Brumaに戻った父は我が妻を半死半生に追い込み、娘の体と挿げ替えます。
父の至った結論とは、血縁の、体格が近く、強大な魔力を秘めた体、でした。
しかし、彼女は目を覚ましませんでした。いくら呼びかけようとも、 体を揺すっても何をしようと反応がありませんでした。
父は今までの全ての死霊術の研究は無駄だったと悟りました。
せめて、美しいまま永遠に留めておきたいと願う父はSkyrimへ渡り、特に寒いと思われるSkyrim北方の沿岸部へ棺を海底深く沈めます。
その後の父の行方はわかりません。死霊術を禁じた彼は、Skyrimのある地方で錬金術師として隠遁したようです。
400年後、大嵐と地震により岸へ辿り着いた彼女は目を覚まします。
最初に見たものは、巨大な氷山群でした。彼女は自身の置かれている状況がわからず、混乱します。
次に気づいたのは、立ち上がり歩こうとするとまっすぐ歩けない事でした。
身体は、病魔に冒される以前の健康な状態でしたが、体のバランスが取れません。
母からもらった大剣を背中にかけていましたが、体の中心よりやや下にかけると上手く歩けるようになりました。
Winterholdへ辿り着いた彼女は声が全く出せない事、自身の外見が変わっている事に気づきます。
肌は異常に青白くなり、瞳の色は澄んだブルーから漆黒へ。
そして、片方の耳が切り取られていました。
この時、彼女は思います。もしや自分は死霊術によって蘇ったのでは?と。
宿屋、酒場等では気味悪がられましたが、おとなしそうな風貌が幸いし片隅でいる事は許されました。
時には、見かねた旅人が食事を分け与えてくれる事もありました。
どのような死霊術も彼女のように生きる事は適わないと、彼女は知っていました。
いったい、何が起こったのか。生前、父から聞いていた話を思い出します。
あらゆる知識を内包した書があると。一つはElder Scrolls, もう一つはBlack Book
Elder Scrollsは読む為に特殊な訓練が必要、そして、厳重に管理されており、面倒な手続きが必要だと聞いていました。
もう一方のBlack Bookは出所がわからず、詳しいことは聞けませんでしたが、彼女はこの本を探す決意を固めます。
自身の異様な風体と、いつ尽きるかわからない寿命。
Elder Scrollsの訓練等をする気は起こりませんでした。
Whiterunへ向かう頃には、ここがSkyrimだとわかりました。
噂に聞いていた高名な傭兵を雇うため、道中、資金(賊退治)を稼ぎながらWhiterunへ向かいます。
M2(ファイアブレス:4000度ぐらいの炎のシャウト)
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