テスラ・リーラ(吸血鬼状態)
28歳
アララの5歳離れた異母妹。
レッドガードとノルドのハーフ
Height:0.96 160㎝以上
Weght:50
リーラ宝石商を取り仕切っていたアララが長期休暇を取る際に、業務の一切を任されます。この時、わずか18歳。
最初の頃は順調でした。1年もすると飽きてきます。石の査定等がめんどくさくなり、幻惑魔法でニセモノをホンモノっぽくして売ってしまいます。
リーラ宝石商は、規模こそ大きくはありませんが、質の高い宝石をウリにし、王族御用達を看板にあげ、大々的に宣伝を打って成功しています。
実際に王族が利用する事は10年に1度あるかどうかです。
その10年に1度が、テスラが店主になって2年目にやってきました。
3日後に来訪する。その報を聞いたテスラは、驚き慌てます。今や、半数余りが幻惑魔法で変えたニセモノなのです。
この事は勿論、テスラしか知りません。王族来訪の報を聞いた日の夜中、ニセモノの宝石を撤収しようとします。
が、どれがどれやらわかりません。絶対バレないように渾身の魔力を込めたニセモノは、本人でも見分けがつきませんでした。
テスラは安心します。
「うはwあたしって天才じゃん!」
来訪当日、ホンモノの王様が鑑定人をつれてやってきました。
テスラの魔法の腕前は素人に毛が生えたようなモノです。一般人は騙せても、王様のつれてきた鑑定人は騙せませんでした。
リーラ宝石商の信用は地に堕ちました。
国の捜査を受け、今まで売ったニセモノは全て処分されました。
テスラは、投獄こそ免れたものの、宝石商は色々な罰則を受け、多額の負債を抱えます。
アララが帰ってきた時には、宝石商は無く、跡地には別の宝石商が建っていました。
そして、一族郎党は、スカイリム近くの辺境へ追いやられていました。
アララの怒りは凄まじく、その威勢を正面から受けたテスラ曰く、
「神とか悪魔?霊的な存在?悪魔ならいるよ。絶対いるから。だって、あたし実際に見たんだから!」
テスラはHammerfel, Elinhirから国境を少し越えた辺り、Skyrim, Falkreathの近くで裸一貫で放逐、絶縁されます。
文字通り、裸で放り出された為、1時間と経たず寒さで死にかけます。
半死半生で暖を取ろうとしていたところ、運良く通りかかったカジートの旅人に助けられます。
色々あって、ドーンガードへ身を寄せます。吸血鬼退治がかなり稼げると、聞いたからです。
宝石商の借金を返そうと躍起になっていましたが、アララの辣腕により、宝石商は5年ほどで復興していました。
そんな事も露知らず、テスラは1ゴールドでも多く稼ごうと頑張りますが、戦闘に関しては一般市民に毛が生えた程度のモノ。唯一の頼りの幻惑魔法もあまり吸血鬼に通じません。
人手の足りないドーンガードの中でも、ほとんど役に立たず途方に暮れます。
失意の中、同胞団からの応援部隊の一人、パニラが提案します。ステンダールの番人になってみれば?と。
魔法より腕力を問われるドーンガードよりも、剣と魔法をバランス良く使うステンダールの番人の中でなら、テスラの能力を伸ばしやすいと思ったからです。
稼ぎは減るが、居心地悪いよりはいいと思ったテスラはステンダールの番人になる為、ドーンガード砦近くのステンダールの灯へ向かいます。
ステンダールの灯へ赴き、デイドラ、吸血鬼への憎しみとかアレコレ、お金を稼ぎたい思いはひた隠し、番人になりたいと説き伏せます。すっかり騙された番人はテスラを快く迎え入れます。
ステンダールの番人として、吸血鬼退治に明け暮れる日々。
ある日、不思議な出来事に巻き込まれます。
その出来事が終わりを迎える頃、28歳で彼女の時は止まります。
イリナルタ湖の湖畔で目覚めた時、その出来事は、彼女の記憶に全くありませんでした。自身の体の変化にも気づいていません。
日中、肌に刺すような痛み。喉は満たされることの無い渇き。
「なんでだろう・・・暗くてじめじめした場所にいきたいなぁ・・・」
ある洞窟に入り、肌の痛みは無くなりました。
もっと暗い場所へ。洞窟の最奥へ向かいます。
そこには、先客がいました。小柄な男性が一人。
その男性は一見すると、ステンダールの番人でした。
思わぬ所で仲間に出会えたテスラは、話しかけます。
吸血鬼としての能力は年月が経つ度に増していきます。
ハルワ一行と別れたあとは、リーラ家へ帰りタラの息子を影から守護する存在になります。
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