アル
41 歳
身長は187とか。でかい。
特徴:ゲスい。15歳のウェイさんに色々、酷い事をします。
闇の一党所属。
副業で人身売買。
生い立ち。
※長いです。それと、エグイ表現あるので閲覧注意です。
出生地:シロディール、スキングラッド
小さな農場を営む両親の間に生まれた三男一女の次男。
幼い頃、帝国とAldmeri Dominionとの戦争により、父は戦死、母も衰弱して寝たきりになります。農場経営が立ち行かなくなりますが、経営の才があった長男により農場を復興します。
アルは、その補佐として兄に助言をしていました。10歳以上離れていましたが、兄はアルの知性の高さに惚れ込んでいた為、助言を一も二も無く受け入れていました。
幼いゆえか、その助言は辛辣な内容ものが多く、兄は度々、その意見の鋭さに驚いていました。
アルが12歳の頃、病死した牛の始末を頼まれます。
表面上は、渋々引き受けたアルですが、内心喜びます。常々、生き物の中身に興味があったからです。
農場から遠く離れた人気の無い場所で、牛の解体をしました。
事を終えた後、アルは思いました。
『もっと色んな生き物の内部、構造が知りたい』
その欲求は人に向けられます。
15歳になる頃、農場の経営もある程度立ち直っていたので、アルは戦場巡りの旅に出ます。
兄からは残って欲しいと懇願されますが上手く言いくるめ、農場を後にします。
戦場跡地はアルにとって宝庫でした。
あらゆる種族、性別、年齢の人型を解体し、研究しました。
いつの頃からか、アルの興味は、内部構造から刺激反応へと移ります。
特に、死の概念について強く興味を惹かれます。
17歳の頃から傭兵団に所属し、各地の戦場を転々とします。
農場で働いていた為か、腕力、体力は戦士として充分でした。
初めての戦闘においても、躊躇無く殺せる能力に傭兵団の先達も驚きを隠せませんでした。
若さに任せた勢いと人体解剖の知識、生来からもつ優れた判断力により、傭兵団で頭角を表していきます。
ある時、戦場で長大な両手剣を見つけます。
持ち主の周囲には、仲間の死体が数え切れない程ありました。
負け戦でした。傭兵団はアルの他、数名しか生き残っておらず、皆、散り散りにどこかへ逃げていました。
アルは、只一人戦場に残り、この両手剣と持ち主の遺体を持ち去ります。
その両手剣は、独特の形状と反り、刀身には美しい紋様があり、アルはその美しさに魅了されます。
何十人もの敵を屠った刃はボロボロになっていましたが、アルは慎重に数日かけて直します。
アルは、両手剣の試し切りを遺体でしましたが、物足りませんでした。
『生きた人で試したい』
ですが、戦場に巡り合えず彼の鬱憤はたまる一方でした。
20歳の頃、街中で殺人を犯します。初犯は成功しました。声も出さず絶命させたアルの技量も見事でしたが、自分の技の冴えよりも刀の切れ味に心酔します。
アルの分別はこの頃より無くなります。人は全て殺人欲、知識欲を満たす為の獲物になりました。街中で見えるのは、赤い液体の詰まった袋が歩いている光景でした。
しかし、そんな生活が続くわけもなく、1年と経たず大量殺人容疑として高額の賞金首になります。
逃亡生活はアルの性に合いませんでした。その苛立ちは、逃亡資金を稼ぐための強盗、殺人等で晴らしていました。
果ては、実家の農場に押し入り、母と兄、弟妹を手にかけ金品を強奪していきます。
兄はアルと似ていた為、解剖欲の格好の餌食となりました。
10年の逃亡の果てにスカイリムへと辿り着いたアルは、拠点をリフテンに構え、賊だらけのこの地で人身売買を生業として生きていきます。
闇の一党から声がかかるのに時間はかかりませでした。
胡散臭い連中だと思いつつも、アルにとって暗殺は、戦場に出ることに比べれば容易い事でした。
殺しで糧を得られる。彼にとって、天職でした。また、標的は一人か二人だったので、人体への知識欲を満たすのにも最適でした。
時が経ち、リフテンから西方面へ向かっている途中、賊の砦を見つけます。
いつものように賊の2,3人捕まえて奴隷として売る算段をし、砦に向かいます。
砦から出てきたのは、全身血塗れの少女でした。
這いずるように出てきた彼女を横目で見やり、砦内部に入ったアルは驚きます。賊が、残らず斬られていました。
『まさか、あの少女が?』
A3(急所突き:意識的に狙わずとも、あらゆる生物の急所を突ける)
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