リンデ
ロリクステッドに住む少女。
生まれつき呼吸器、筋力が弱く、歩行もままならない状態。
その反面、性格は気が強く、アウトドア志向。
近くに住む幼馴染と外で遊ぶと、帰る頃には息も絶え絶え身動きもとれず、幼馴染に抱えられ帰宅する。
両親はそんなリンデを見て気が気で無いが、あまりに虚弱な我が子、長くは生きられないだろうと半ば諦めており、体が動く内はなるべく好きなようにさせようと思っている。
ある時、幼馴染が旅に出てしまう。
失意の日々を送るリンデを見かねた近所のおねーさん、レウが車椅子を作り、少し遠出をしようと持ちかける。
リンデの両親は、気晴らしになるだろうと思い、レウの申し出を受ける。
旅の途中、リンデはレウに頼み事をする。
五体満足な体が欲しい。何か方法はないか?と。
何度も聞いた頼み事である。
レウは困り果てる。
リンデの虚弱体質は、ロリクステッドの医師ハルワがあらゆる施術を試し、効果が無かったからだ。
ホワイトランに到着した二人は、キナレス聖堂へ赴く。
折り良く、ヴァレンウッドから来たという回復魔法の達人がいた。
彼女は、サグラダと名乗った。その連れ合いには、狩人風のエルフの男性と屈強な騎士二人、身分の高そうなエルフの女性がいた。
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