シーグリッド
年齢不詳。陶器のような白い肌をしている。
頑丈だが体力、腕力は歳相応の女子並。
正義感がとても強い。怒りっぽい。
ロリクステッド近郊に住むダグマーの元で育つ。
外出する時の約束事がある。
手袋、靴を着け、絶対に外ではとらない。
ケガをするようなマネは絶対にしない。
大声を出さない。
ロリクステッドでは、幼馴染のリンデとよく遊ぶ。
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15年前、ダグマーに拾われる。
最初は人間かと思ったがよくできた人形だった。家に持ち帰り、寝室の傍のソファーの上に飾った。
ダグマーは、人形にシーグリッドと名付け、シーグと呼んだ。
思った事を口に出さずにはいられない故か、独り言の多いダグマー。朝起きる時は「おはよう」とつぶやき、夜寝るときは「おやすみ」
農作業が無い雨の日などは、人形に思った事をつらつらとしゃべりかけていた。
ある時、ソファーから落ちているのを見つけた。落ちるような姿勢、場所に置いていなかった。さして気にも留めず定位置に戻した。
翌日、人形はトコトコと歩いており、目覚めたダグマーに向かって「おはよう」と言った。鈴を転がすような声だった。
怪異は見慣れているダグマーだが、起きがけだった為か彼女らしくない小さな悲鳴をあげてしまった。
人形はその様子を見て、きょとんとしていた。
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ドラゴン殺しに特化している。
雷のようなものを自在に操り、ドラゴンの 動きを封じる。
ドラゴンズリーチでオダハヴィーングを捕らえる。
Dシリーズで唯一、シャウトを操れる個体。
形は人に酷似しているが、内部は空洞で青い液体で満たされている。
液体はシーグリッドを構成、維持している魂のようなもの。
ドラゴンベーンの言霊に縛られている。
ドラゴンの因子が世界から無くなると、シーグリッドの魂は消失し義体は年月で朽ちる。
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